お食事・栄養管理
ご家庭で召し上がるお食事と
変わらないおいしさを
施設で暮らすお年寄りにとって、食事は何よりの楽しみでもあります。
家庭で作る料理のように、温かいものは温かいうちに、
冷たいものは冷たいうちに食べていただきたい。
家庭の食卓と同じように、食事を準備するときの
「音」や「匂い」を大切にした、食事を提供しています。
笑風会のお食事
調理の「音」や「匂い」を大切にした
手作りの美味しいお食事
オール電化厨房を完備したメイン厨房で、新調理システムで食事を調理し、各ユニットに運んでいます。
各ユニットでは、メニューに合わせて再加熱したり、冷やしたりすることで、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、ご家庭で調理するのと同じように、香りとともに提供されています。
調理スタッフが季節感を大切にしながら、メニューの企画、食材の仕入れ、調理までを一貫して行います。
普通食
刻み食やペースト食など、利用者様の状況に合わせた食形態にも対応しております。
季節・イベント食
四季折々の食材を使用したお食事・季節感を取り入れたイベント食をご提供しています。
新調理システムによる
高品質なお食事の提供
新調理システムとは、より厳格なHACCP概念に基づく食品衛生管理やメニュー計画のもと、調理食材の発注・在庫管理から安全性・食味・経済性を追求しシステム化した、調理の計画生産方式です。
調理をマニュアル化することでスタッフ間の技術格差がなくなり、新人のスタッフでも熟練者と同レベルの調理ができます。
加熱調理した食材を急速冷却してチルドまたは冷凍保存しておき、再加熱して提供する「クックチル/フリーズ」や、食材を調味料等と一緒に真空袋に入れ、湯煎またはスチームで加熱調理する「真空調理法」などがあり、こうした新しい調理法と従来の調理法を組み合わせることで、よりご家庭に近いバラエティ豊かなメニューと、作りたての美味しさを提供することが可能になります。
徹底した衛生管理で
食中毒を未然に防ぐ
調理にはオール電化厨房を採用しています。電化厨房は燃焼を伴なわないため、排熱や輻射熱が少なく、年間を通して厨房内の室温は25℃以下、湿度80%以下を維持。
また、水蒸気の発生や油煙、スス等による汚れが少なく、常に衛生的な厨房環境を維持することができます。
さらに、食中毒細菌を死滅させる目安とされている75℃で1分間の加熱も、コントロール性に優れた電化厨房なら確実に行えます。
衛生管理マニュアルを作成して、調理に関わる全員がマニュアルを尊守することで高い衛生レベルを保ち、食中毒発生を予防し安全性の向上につながっています。
お食事が提供されるまでの流れ
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搬入された食材の放射線量を測定し、安全な食材だけを使用します。
食品庫には常に食材を備蓄し緊急時にも対応できるよう管理されています。 -
利用者様に応じた大きさにカットし、下処理を行い、ホテルパンで次の工程に送られます。
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スチームコンベクションオーブンやIH調理器で加熱調理。
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冷蔵保存された食材をユニットごとにまとめ、各担当者に引き継ぎ。担当者は再加熱し、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく利用者様にご提供します。
食材は厨房内で常に一定方向に移動させることにより、
徹底した衛生管理を実現。
図のように矢印の方向にのみ移動し、
決して逆行することはありません。
これにより、食材の汚染を防ぐことができます。
スタッフは指定出入口から、衛生の手順を踏んで入室します。
バリエーションに富んだ、
焼きたてのおいしいオリジナルパンが大好評!
利用者様の満足度を高めるベーカリーシステムを導入しています。
自家製でパンやケーキ、デザートを提供できるベーカリーシステムを導入し、利用者様に喜ばれています。
焼きたてパンやケーキ、デザートは毎日の献立にプラスしたりイベントに提供するなど、サプライズをお届けしています。